【WEBマガジン】「新川タイムズ」業界コラムに掲載されました。
2024年9月9日(月)
新川電機株式会社のWEBマガジン「新川タイムズ」業界コラムに掲載されました。
CEATEC 2024特設サイト
ロボットはコンタクトタスク(接触作業)が苦手だ。それは対象がどのような性質を持っているかわからないからだ。人ならば「対象が硬いときはこうする」あるいは「対象が柔らかければああする」といった臨機応変な動作ができるが、ロボットは不器用で相手かまわず自分の動きだけを実現しようとする。なぜなら、対象の性質を知るための力触覚感覚がないためだ。挙句の果ては対象を破壊したり落としたりする。これに対して人は力触覚により対象の性質を瞬時に把握して相手に合わせる。ビー玉でも卵でもテニスボールでも、上手に掴んで壊したり落としたりすることは無い。
人はどのように力触覚を感じて、動作に反映させるのだろうか。その仕組みをどのようにロボットに実装したらよいのだろうか。
慶應義塾大学では人の力触覚の刺激量(力触覚量)を世界で初めて高速で計算することに成功した。力触覚量はその大きさを表す「強度」と触ったときの感触を表す「質感」で定義でき、いずれも具体的な数字データとして毎秒1000回も計算できる。この新技術により、ロボットも触った瞬間に数字で表される力触覚を持つことができる。力触覚データが得られれば、過去に記録された動作から対象にふさわしい動作を瞬間的に生成することができるので、人のように臨機応変な動作が可能になるのだ。その実験例を会場の研磨ロボットで実際に確かめることができる。臨機応変なロボットの動作を見たいと思わないか?
News
- CEATEC 2024に出展いたします。New!
会場:幕張メッセ ネクストジェネレーションパーク(ホール 4 ブース番号 4H396) - ピッチステージ 2024年10月18日(金)14:45-15:00New!
会場:幕張メッセ ネクストジェネレーションパーク - ハプティクス研究センター医工連携セミナーご案内New!
会場:慶應義塾大学新川崎タウンキャンパス
見どころ
【ロボットが臨機応変に動作する!】をテーマに「自動研磨ロボット」と「包装製品の非破壊状態判定システム」を出展いたします。 リアルハプティクス技術のデモ体感にブースまでお越しください。
自動研磨ロボット
力リアルハプティクス技術を用いた双方向での力触覚通信技術を用いて、研磨のノウハウをリーダフォロワー(親機子機)ロボットで収集し、その情報を用いて自立的に賢い研磨作業を行います。自動研磨ロボットは様々な研磨対象を自動で判別し、それに合わせた研磨動作を自立的に行うことが可能です。
包装製品の非破壊状態判定システム
パッケージングまで完了した包装製品に対する品質検査の現場では外観検査だけでは確認できない不良がある、物流倉庫内での検査では機械の導入が難しいといった理由で、検査機器が使えない状況が存在します。そのような現場では人間の作業者が感触で製品を確かめるしかありません。しかし、人間による感覚的な検査では属人的で品質がばらついたり、錯覚やバイアスによる認知のエラー等が発生するなどの課題があります。
公開動画
ただいま準備中です。2024 CEATEC展示ポスター
共同研究事例
産官学連携のページにて紹介しております。
【記事】力触覚通信技術で”IoA”実現
月刊「テレコミュニケーション」2024年8月号にて掲載されました。
G時代のディープテック革命
Part_5 常識を変える人間拡張技術 - 6G時代のコミュニケーションは"間隔共有"
『力触覚通信技術で"IoA"実現』p21
月刊「テレコミュニケーション」
共同研究先 日鉄エンジニアリング様 日経Robotics2024年2月号掲載
日鉄エンジニアリング(株)様がロボットとAIの専門誌 『日経Robotics2024年2月号』にて掲載されました。
タイトル:感触を伝える6軸の力覚フィードバック装置 日鉄エンジが開発、ユーザーの立場から外販乗り出す(P27)
2023 国際ロボット展特設サイト
力触覚で人の能力を拡張し、世界を変えていく。リアルハプティクス®
ロボットや機械には、人のような気遣いや、環境の変化への適応ができないという欠点があります。そこに「力触覚」という感覚を与えれば、触れる、押す、握る動作で物の感触を感じ取り、人のように器用な力加減ができるのです。力を拡大/縮小すれば、建設現場における力仕事や、医療における繊細な作業にも活躍の場が広がります。さらに動作情報を伝送、記録、再現することで、人の能力は、空間も、時間さえも超えていける。私たちはこの技術をリアルハプティクス®と呼び、人をさまざまな制約から解放し、人にかわる労働力を生み出すことで、少子高齢化、匠の技術継承といった問題に挑みます。人を幸せにする技術を、日本から。慶應義塾大学です。
News
- 2023 国際ロボット展に出展いたします。New!
会場:東京ビッグサイト 東7~8ホール かながわロボットイノベーション内 E8-39 - <プレゼンテーションステージ>2023/11/29(水)11:40 ~ 11:50
『力触覚伝送を伴う遠隔操作技術を応用した自動火薬装填・結線システムの開発 ~リアルハプティクスの概要と社会実装~』New!
野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 准教授 - <プレゼンテーションステージ>2023/11/29(水)14:40 ~ 14:50
『力触覚伝送を伴う遠隔操作技術を応用した自動火薬装填・結線システムの開発 ~リアルハプティクスの概要と社会実装~』New!
野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 准教授 - <プレゼンテーションステージ>2023/12/01(金)11:40 ~ 11:50
『力触覚伝送を伴う遠隔操作技術を応用した自動火薬装填・結線システムの開発 ~リアルハプティクスの概要と社会実装~』New!
野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 准教授 - ハプティクス研究センター公開セミナー
《テーマ》 社会に溶け込み人と協働するリアルハプティクス®
《日 時》 2023年12月8日(金) 13:30~16:30
《形 式》 会場80名(オンライン併催300名)
https://www.k2.keio.ac.jp/press/20231208-HRCseminar.html
見どころ
本出展の注目は、大林組との共同研究である遠隔工事システム。山岳トンネル工事では掘削面の崩落で作業員の死傷事故がたびたび発生していますが、力触覚の伝送機能を備えたシステムにより、安全な場所から確実な作業を行うデモを実演。原理となるデモ体感と合わせてご覧ください。
プレスリリース
- 山岳トンネル掘削作業における自動火薬装填システムの開発
-遠隔で力触覚を再現する技術の応用で、掘削作業の安全性と生産性を向上- - 力触覚の伝達が可能なリアルハプティクス技術搭載骨ドリルを新開発
-安全な脊椎手術の実現に向けた大きな進歩-
公開動画
2023 国際ロボット展示ポスター
共同研究事例(動画)
Think Robot(R):香川東部溶融クリーンセンター
感触でモノを知る『感触技術』
力触覚量の強度計測による包装食品の状態判別装置
ロボットが人間の「能力拡張」と「瞬間移動」を可能にする時代へ。「生成AI」で身近に
2022年11月2日
ビジネス+IT/FinTech Journal
【ロボットが人間の「能力拡張」と「瞬間移動」を可能にする時代へ。「生成AI」で身近に】にて慶應義塾大学ハプティクス研究センターと大林組によるトンネル工事での火薬装填システムを紹介いただきました。
執筆:サイエンスライター 森山 和道
CEATEC 2023特設サイト
ロボットや機械には、人のような気遣いや、環境の変化への適応ができないという欠点があります。そこに「力触覚」という感覚を与えれば、触れる、押す、握る動作で物の感触を感じ取り、人のように器用な力加減ができるのです。力を拡大/縮小すれば、建設現場における力仕事や、医療における繊細な作業にも活躍の場が広がります。さらに動作情報を伝送、記録、再現することで、人の能力は、空間も、時間さえも超えていける。私たちはこの技術をリアルハプティクス®と呼び、人をさまざまな制約から解放し、人にかわる労働力を生み出すことで、少子高齢化、匠の技術継承といった問題に挑みます。人を幸せにする技術を、日本から。慶應義塾大学です。
News
- CEATEC2023(幕張メッセ リアル会場、オンライン会場)に出展いたします。New!
https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=72(CEATEC2023には入場登録が必要となります) - テレ東京 WBS(ワールドビジネスサテライト)で慶應義塾大学ハプティクス研究センターが今年の注目として紹介されました。New!
テレ東京 WBS(ワールドビジネスサテライト) - CEATEC2023公式サイト/CEATECニュースにて掲載されました。New!
慶應義塾大学ハプティクス研究センター、遠隔で力触覚を再現する技術(リアルハプティクス)を使った山岳トンネル掘削作業の「自動火薬装填システム」をCEATEC 2023でデモ - リアル会場:10月17日(火)〜20日(金) 幕張メッセ(ホール5 パートナーズパーク内 ブース番号P023)
出展:『山岳トンネル掘削作業における自動火薬装填システムの開発』
リアルハプティクスのデモを体感ください。 - プレスブリーフィング:10月17日(火) 14:00〜14:30 (ホール5 1階主催者室内)
『リアルハプティクス技術を用いた安全で確実な山岳トンネル工事を実現する遠隔操作システム』
野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 准教授 - トークステージ:10月17日(火) 12:30-13:10 (ホール5 1階主催者室)
『人の経験動作をロボットで再現できるか』
大西 公平 慶應義塾大学新川崎先端研究教育連携スクエア特任教授/ハプティクス研究センター センター長 - トークステージ:10月20日(金) 12:30-13:10 (ホール5 パートナーズパーク トークステージ内)
『力触覚伝送を伴う遠隔操作技術を応用した自動火薬装填・結線システムの開発 ~リアルハプティクスの概要と社会実装~』
野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 准教授 協賛 : 大林組 - モーションリブ株式会社も同時に出展中
ご案内
見どころ
本出展の注目は、大林組との共同研究である遠隔工事システム。山岳トンネル工事では掘削面の崩落で作業員の死傷事故がたびたび発生していますが、力触覚の伝送機能を備えたシステムにより、安全な場所から確実な作業を行うデモを実演。原理となるデモ体感と合わせてご覧ください。
プレスリリース
- 山岳トンネル掘削作業における自動火薬装填システムの開発
-遠隔で力触覚を再現する技術の応用で、掘削作業の安全性と生産性を向上- - 力触覚の伝達が可能なリアルハプティクス技術搭載骨ドリルを新開発
-安全な脊椎手術の実現に向けた大きな進歩-
公開動画
CEATEC2023 ハプティクス研究センターフライヤー
共同研究事例(動画)
Think Robot(R):香川東部溶融クリーンセンター
感触でモノを知る『感触技術』
力触覚量の強度計測による包装食品の状態判別装置